ブルーチーズには数種の中温菌が混合して用いられ、原料乳1000リットルに対してストレプトコカス サーモフィラスおよびストレプトコカス ラクチスの混合菌330ml(ミリリットル)と、ラクトバチルス ヘルベチカスおよびラクトバチルス ラクチスの混合菌670ml、プロピオニバクテリウム シャーマニ1〜6mlを添加するのが代表的な例ですが、カードを目標の硬さにし、カビの作用を促進するためにはスターターの活性が非常に重要ですから、活性状況に応じて添加量を増減します。併せてカビスターターを添加する場合は、滅菌水と混合したペニシリウム キャンディダムを原料乳の0.001〜0.005%加えます。
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